絶世の美女お市の方の肖像画にも見られる-腰巻

by admin
Published on: 2011年10月3日
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腰巻とは、江戸時代以前に高級武家女性が夏の正装として用いた服装のことをいいます。戦国時代以前に正装であった袿が廃れ、その後、武家女性は威儀を正す為と、防寒の為に上から打掛を羽織るようになりましたが夏は非常に暑かったため腰の位置で打掛を紐で結び、上半身は脱ぐようになったのが始まりであるとされています。

江戸時代になると江戸幕府よって多くの女性の服装に規定がなされ、他大名家においてもこの慣例に倣うようになりましたが、細川家の夫人は着用しないなど家によって異なるしきたりがありました。基本的には大名家であったとしても相当な格式を必要としたもののようです。大奥においては、着用期間は旧暦の5月5日から9月8日とされ、その地色は黒で、提帯に袖を引っ掛けて着用しました。江戸時代末期になると特別な儀式の時だけに使用されるようになり、明治時代以降には完全に廃れてしまいました。

 

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